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2004年6月 1日

世界の中心で、愛をさけぶ

おととい「世界の中心で、愛をさけぶ」を映画で見たんだけど、イヤァ、なかなかどうしてしみじみと味わい深い映画だったナァ。
見ている最中やその直後にはそれほどの感想を抱かなかったのが、時間がたつにつれ心にしみる感動が徐々にあふれてくるようでほのかなあたたかさがあとをひく。
愛した女性との思い出をたどりながら忘れていた気持ちを思い出していくというストーリー展開も、ありふれているようで実はあまりなかったナァと再評価。
タイトルにも人を惹きつける力があるのかも知れない。やはり世界の中心でさけぶのは「サノバビッチ」ではなく愛がいいに決まってるからナァ。

ウーム、ラブストーリーはあまり好きじゃなかったけれど、十把ひとからげにして拒否するばかりじゃいけないナァと思いましたネ。

そもそも俺がラブストーリーにあまり魅力を感じない理由は、一般的に展開がおとなしいという点にある気がする。派手な格闘シーンもなければ、スリルもサスペンスも、お笑いの要素もなく、おまけにほとんどがハッピーエンドという点で、意外性もない。
そして、主人公たちが誰も笑っていない、常に深刻な顔であるという点もつまらなさを助長していると思う。
すなわち、主人公たちが愛することのみに一生懸命になりすぎるあまり、一番肝心の笑顔を忘れて逆に相手を傷つけてしまうなどという変なストーリーが多いなと思うのである。
個人的にはもっとスラップスティックで明るい展開のラブストーリーがたくさんあってもいいのにナァと思うのである。

まあこれからはラブストーリーもできるだけ嫌がらずに見るべし。

ところで、今回は通路のすぐ後ろ側の席に座ったんだけれど、上映中、その通路を通る人の予想以上の多さにはビックリしてしまったナァ。
おそらくみんなトイレに行っていると思うんだけれど、「集団『青木まりこ現象』映画館バージョン」とでもいえばいいのか、まるでハーメルンの笛吹き男についていく子ども達のごとく目の前の通路を何人もがひっきりなしに通過していく様には唖然。
これじゃ一番肝心のシーンを見られなかった人も多かったんじゃないかかわいそうになどといらぬ同情をしてしまったナァ。

ウーム...。

2004年5月24日

マジック

先週「スイスペ!」というテレビ番組で、「あなたは信じられるか超マジック奇跡の空間」というタイトルでRYOTAとHIROというマジシャンの頂上対決というのをやっていたんだけれど、イヤァ、あれはほんとにスゴかったナァ。
あまりのスゴサに耳の奥で価値観のくつがえる音が聞こえてくるようでしたヨ。

特にHIROという男、初対面の人が任意に買ってきた本の任意のページに書いてある文を予測してその人の携帯にメールを送信するのである。それだけならよくあることかも知れないけれど、彼は相手のメールアドレスも知らなければ、送信するのに携帯もパソコンも使わない。手で電波を捕まえて送るジェスチャーをするだけなのである。
その他、ワインを入れたジョッキの取っ手がいつの間にかジョッキの中についていたり、開けていないミネラルウォーターのペットボトルの中に車のキーを瞬間移動させたり(ハンカチや手で隠してないからボトルの中にキーが突然現れるのが見える!)と開いた口が塞がらない。テレビの前で生搾り片手に醺然と頬赤くしていた俺も、果たしてそれがマジックなのか超能力なのか、タネが本当にあるのかどうかさえ解らず震える29の夜、「盗んだバイクで走り出す」よりほかなかったのである。

彼らのマジックは、手品や奇術やマジックというよりは魔法といった方が正しいような気すらしてしまう。
実際、呪文を唱えながらやれば本当に漫画にでてくる魔法使いにも見えそうだし、(魔女には見えないけど)中世ヨーロッパでは絶対に生きていけなさそうな印象。
その点俺などは、中世のヨーロッパにあってもしぶとく生きていそうな気はするけれど、いくら「ビビデバビデブー」だの「テクマクマヤコン」だの「ネンオシャチエブクトウバシメ」だの唱えたところで、何か変化があるとすれば腹がへることくらいで建設的にコトが運ぶことはどこまでいっても望めそうにないこと明白。
どちらがいいのかともかくも、現代に生きる俺はなんとかそのタネを知る方法はないモノかナァなどと安易な道を模索しつつにわかに怪しげな講座に食指が動いて、その講座探しでまた腹がへるという循環を繰り返してしまうワケである。

それにしてもウーム、よく考えてみれば、いまどきスプーン曲げなどは、見ても「なんだたいしたコトないな」くらいの感想しか抱かなくなってしまっているけれど、そんな古典的なマジックのトリックすら俺は知らないのである。
ゆえ、まずはスプーン曲げから始めてみても面白いかナァと思うのである。スプーン曲げができればその応用でフォーク曲げもできるようになるかナァと思うのである。

そういえば数年前に、Mr.マリックがビデオでいろんなマジックのトリックを教えるという3万円の通信講座の資料を取り寄せたときに、それには最終的にはスプーンも曲げられるようになる、と書いてあったけれど結局やらなかった。
でも今回のテレビのおかげでマジック熱が再燃してきている今、同じような講座があったらやってみようかただいま検討中。

ウーム、でもある意味では「人をだます」マジックにはまる人ほど、「こういうことができるようになります」などというC調言葉にだまされるのかも知れないナァ。

用心用心。

2004年5月 9日

妹よ~ ふすま一枚~ 隔ててェ~ 今ァ~

妹が結婚するんですネ。めでたいんですネ。
なんでも今月中には籍を入れるとか。ウーム、めでたいとは言いながらやはり若干のさみしさはあるナァ。
妹は今、仙台から340マイルも離れたところ(札幌)に住んでいるけれど、嫁ぐ先がこれまたさらに遠ざかって、なんと斜里(しゃり)町というところ。北海道は知床半島の付け根、オホーツク海に面した町ですネ。
オホーツク海と聞いて海の幸を連想し、その上シャリと聞いて、「ああ、うまそうだナァ。」と思う人もいるかも知れないけれど、何も寿司屋に嫁ぐワケじゃないのですからネ。斜里町ですヨ。

ウーム、しかしそれにしてもオホーツクという響きにはやはり、北海道生まれの俺でさえ真夏でもひねもすよもすがら猛吹雪に見舞われていておまけに連日連夜流氷がたどり着く、という様子をイメージしてしまうナァ。
そして果たしてそんなところに嫁いで大丈夫なのだろうか、といらぬ心配をしてしまうのである。
その一方で、妹は生まれてこのかた北海道以外で暮らしたことのない純粋培養の道産子。やはり嫁ぐ先は同じ北の大地があっているのだろうナァとも思う。
例えばこれが、四国や九州の家に嫁ぐなんてことになって、1年後に、
「アタイは毎日玄界灘の荒波に向かって元気に吠えているわさ。」
なんて手紙が届いたりしたら仰天しちゃうだろうからナァ。

まあ、いずれにしろ本人が幸せなのが一番ということだ。
幸せにな、妹よ!

2004年5月 2日

風邪

久しぶりに2、3日間にわたる風邪をひいたんだけれど、きけばほかにも風邪をひいていた人が何人かいたのであった。最近は流行っているのかナァ。
(今はもうすっかり良くなったので安心してクダサイ。)

最初のうちはのどが痛いだけだったのが、ほうっておいたら徐々に鼻づまり→頭痛→めまい→のどの渇き→ビール飲みたい、という具合にみるみる体調が変化してくる感じがあったから、さては、と熱を測ってみたら37度9分。なるほどそういわれてみれば頭を横に振ると中身が時間差で回る感じでまるで生卵のよう。
ウーム、風邪をひいた頭は生卵同様あまり回らないとはなるほど我ながらウマイ例えだナァ、などと思いつつ、そうか風邪ということならばヨシ、ここはビールでなくウイスキーがよかろう、オイルの切れた未来(あした)のプログラム回すがよかろうとすぐさまサントリー片手に風邪薬と栄養ドリンク探していたらイヨイヨフラフラフラと足元おぼつかず、明日を見つめる俺の瞳も放つは心なしか鈍めの光。
久々の発熱に37度9分ですっかり消耗してしまったのであった。

ところで、風邪をひいて熱があるときは、ウイスキーに風邪薬と栄養ドリンクを一緒に飲むということをしてみたくなる。飲み方は、こう。

1.弱って熱くなっている体にまず、栄養ドリンクでスイッチを入れる。
2.ウイスキー(ストレートがよい)をグラスで1、2度あおり、全身に徐々に薪をくべていく。
3.風邪薬でもって、鎮静も同時に進めつつ、さらに薪をくべていく。
4.以後「火」を絶やさぬよう薪をくべていく。
5.最後にはもはや果たして何が原因で「ホテッて」いるのか、何ゆえ「ラリって」いるのか、異次元の「酔い」との邂逅。

「体が弱っているゆえの熱さ」を「健康にアルコールを摂取しているゆえの熱さ」という高みへと半ば強引に昇華させ、かつ通常の酔いの、場合によっては数倍ともいえる「ゴキゲン」を創出する、いわば酒という力(フォース)の暗黒面(ダークサイド)の産物。利用には極めて細心の注意が必要。よい子はゆめゆめマネしてはいけないのである。

今回は結局実行しないうちに風邪が治ってしまったけど、この次風邪をひいたときには久しぶりに是非やってみたい。でもなかなか風邪をひかないから一体いつになることかナァ。
ウーム、この考え、危険。

2004年4月24日

愛と誠

最近コンビニで昔の人気漫画の復刻版が並んでいるのをよく見かけるけれど、イヤァ、つくづくいいコトだと思うナァ。
そのなかでも最近は2週間に1度、かつて少年マガジンに連載されていた「愛と誠」というのを欠かさず買っているんだけど、イヤァ、その度にいい酔いの友としておつきあいいただいておる次第。今はもう4冊目。
マガジンでの連載はもう30年も前のことだし、内容も恋愛をテーマにしているから本来ならばあまり趣味じゃないはずなんだけれど、評判は聞いていたし、原作があの梶原一騎(わかりますネ、「巨人の星」「明日のジョー」etcの原作者ですネ)ということもあって読み始めたのですネ。

読んでみたらイヤァ、これが面白い。
面白すぎて、突如として口調が田中邦衛になるくらいの面白さ。
さすが梶原一騎に書かせれば恋愛漫画もここまで力強くなるのか、と思わせるくらいの情熱のほとばしり。
そして、最近漫画を読まなくなったのはこういう漫画が少なくなったからじゃないかナァと感じさせるくらいの内容の充実度。

なるほど(アニメも含めて)全体の傾向として最近のは、内容よりも視覚に訴える割合が大きくなりすぎているような気がする。
そして一度そう感じてしまったら、やっぱりどうもそうだナァという例ばかり思いついちゃって。
例えば髪型。非常にとんがっている。
髪の色。本来ならば無彩色でこと足りるはずが、登場人物一同で色相環をなしている。
目。全般的に顔に比してその面積が過剰に異常。
おっぱい。その大きさたるや、目玉オヤジ(2つ)にビッグライトを10秒間照射して出来上がる、おっぱいの神様もちょっとそこまでは考えつかないというくらいの、自然界の摂理を全く無視したサイズ。
そのわりに内容は、ストーリーは面白くても考えさせられることが少ないような気がしてしまって。

その点「愛と誠」は恋愛をそのメインテーマに据えておきながら、不必要に視覚に訴えかけるイヤラシサもないし、それでいてそのストーリー展開には心臓の冠状動脈を思わず活発化させる力がある。


「愛は平和ではない。愛は戦いである。」

ウーム、これからがますます楽しみだナァ。名作。

2004年4月21日

讃岐うどん

ウーム、本場の讃岐うどんというのは、果たしてどれほどウマイモノなのだろうかナァ。そんなにウマイモノなのかナァ。
讃岐うどんは特に最近ブームのようで、よく耳にするようにもなっているから結構気になっているんだよナァ。

日曜午後によくやっている旅行グルメ番組の特集なんかでは、例えば高松郊外にある「山越」という店をそれはそれはウマイうどんをだす店として紹介していたけれど、実際のところはどうなんだろうナァ。
カレーなどと違って材料の種類が極端に少ないモンだからそこまでの絶賛はどうもなかなか想像しにくくて。

テレビではいまいち伝わってこなくて困る。
アイドルの女の子(そういえば最近のアイドルはみんな同じ顔に見えるナァ)の「チョーウマイヤダコレヤバイ」の連発は、いい方に解釈すれば、そのあまりの伝わらなさゆえかえって興味をそそられるということもできるけど、必要最低限の情報として、例えば温度はどうなのか、太さは、のどごしはどうなのか、食感の具合は、コシはあるのか、コクはどうか、キレはどうか、究極なのか至高なのか、ついでに山岡士郎と海原雄山の仲直りはいつになるのか、は知っておきたいところ。
まあ、「グルタミン酸とイノシン酸の割合、おそらくは7:3、そのハーモニーの妙」などと説明されても、結局わからないことに変わりはないけど、やっぱり「そこらのうどん屋」が「本場」に対して何ラウンドまで戦えるのかくらいは知っておきたいのである。

ウーム、やっぱりモノの味というのは不思議だよナァ。のど元過ぎれば熱さどころか、ウマサも忘れちゃうからなおさらに。

なんでも今仙台~高松1泊2日飛行機の旅が20,800円でできるらしい。
ウーム、うどんに2万円かけると考えれば少々考えてしまうけれど、新たな価値観構築のためには安い買い物か(?)。

2004年4月13日

イヤァ、仙台もいよいよ桜が満開になったよナァ。

桜のあの桃色(桃色じゃなくて桜色か、でも桜が桜色なのはアタリマエだナァ)というのは、何十何百と咲いているのが一堂にあるのも壮観でいいけれど、山の緑の中ひとり咲き誇っている姿というのも、また実に趣深いのだよナァ。
俺の場合、毎年極端に桜を待ち焦がれるラジオネーム「桜大好きっ子」というわけでもないから、まあ世の中に桜があってもなくても基本的には春の心はのどかなのだけれど、やっぱり満開の桜を目の当たりにした時には、その美しさ、華やかさについ嬉しくなってしまうのである。
「おうおう今年も咲いてくれたかエライエライ、でも少し遅かったんじゃないか心配かけやがって水くさいぞバカヤロウ、ハハハ」などと、とたんに馴れ馴れしく無意味に幹をぽんぽん叩いたりするわけである。
ウーム、桜で嬉しくなるのはやはりそこにアデニンとかグアニンが少なからず関与しているのだろうナァ。

桜の下で花見をやりたい。大勢で派手にヤルもよし、一人静かにサクラを愛でるもよし、どんな形でもいいから是非に。

派手にヤルなら思い切り派手に騒ぐのがいい。
そしてどうせ派手に騒ぐのならやはり積極的徹底的かつ退廃的に血中アルコール濃度を上げていきたい。
思うに、花見の席で例えば、
「花よりお酒、ワッハハハ!」
などと、手垢のついた言い回しを振りかざしては桜に一切目もくれずに杯盤狼籍の限りを尽くす無頼漢がいたとしても、それはそれで花見の席に参加しているだけエライのであって、そういう人間は、
「外は風も強くて寒いし、どうせ桜なんか見ないんだから、どっかあったかいお店か家で静かに飲もうヨ。」
などと合理主義に走るシブカジのあすなろ白書よりはずっと正しい酒と桜の楽しみ方を知っているのである。

静かに花を愛でるなら、最近あまり飲んでない日本酒(もちろん吟醸酒)でヤルのがいいナァ。
ゆっくりとあぐらをかいて空を見上げ、やわらかな薄紅色の木漏れ日に心地よい眩惑を味わいながら、視線を手元に移せばそこに一陣の風、古伊万里の白いお猪口(所有してない)に花びら一枚降りて、サクラ酒。
でも、白いお猪口だったら花はもっと色の濃い八重桜の方がいいかナァ。
ウーム、いろいろ試してみるべきか。

ああ、夜桜も見ないとナァ。忘れていた。

2004年4月 6日

花粉症

関東地方の桜がいま満開だそうで、最近はニュースでもその話題が多いような気がするけれど、そういえば花粉症の季節は終わったのかナァ。どうなんだろうナァ。
自分が花粉症でないおかげで、毎年その辺をまったく意識することなく新たな季節を迎えているから、これは他の季節と違って「俺には存在しない季節」ということになる。
感じる季節が多ければいいってモノでもないんだナァ。

花粉症になる人というのはイメージとしては、華奢ですらっとしていて髪は黒くてやや長め、どちらかといえば寡黙なタイプ、ヘッセの「車輪の下」をふところに携える伏し目がちな、一見して薄幸、だけど陰気な様子はなく、顔立ちは端整で、友人達と夜星空を眺めに行くなど社交的な面も持ち合わせている女性、という感じがする。
(ついでに書けば、春の定例星空観測会にはマスクをして出かけるけれど、やはり寒さと花粉の量には勝てず星どころではなくなってしまって隅のほうでしゃがんでたたずんでいると、そんな彼女に密かな想いをよせるヤスユキが毛布と温かいコーヒー持って近づいてきて、
「ほらよ。」
ちょっとカッコつけつつ、まあこれでも飲めよ的、まったくお前はしょうがないナァ的、俺が隣にいれば少しはあったまるだろ的、頼りがいのある男を演じてみるんだけど、
「ありがとう、でもいらないわ。」
と言われることにより、そのアプローチ作戦はもろくも瓦解するのである。)

まあ実際は、花粉症になるのは何も華奢な女性ばかりではないのであって、身の丈6尺3寸、目方30貫500匁はある百戦錬磨の大丈夫、容貌魁偉な益荒男もひとたび花粉症になったが最後、その体躯を大きく揺らしつつ鼻をグズグズさせては目を液状化させて、「花粉症なんスよ。」と言うのが精一杯という状況が往々にしてあるから大変だよナァ。

その苦しそうな状況には、
「花粉症のヒトはかわいそうだナァ!イヤァ、俺は花粉症でなくてよかったナァ!
と心の底から一点の曇りもない純粋でまっすぐな少年の心でそう思うけれど、ウーム、この話題であまり書くと、来年花粉症になってしまいそうな気がするから、もうこの辺にしておく。

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ちゃらおプロフィール

  • 【生年月日】S49年9月19日
  • 【住所】宮城県仙台市
  • 【出身】北海道函館市
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